鈴木のフィットネス講座~有酸素運動と代謝~
こんにちは!鈴木です!
今日は「有酸素運動と代謝」について書いていきます。
有酸素運動時に利用されるエネルギーは、運動初期には脂質がメインエネルギーとして利用され、
強度が上がるにつれグリコーゲン(筋肉中に蓄えられている糖)に変化していき、
グリコーゲンが枯渇すると再度脂質がメインエネルギーとなる仕組みになっています。
高強度の運動中はメインエネルギーとしてグリコーゲンが利用されますが、アドレナリンの高まりに乗じて
筋や組織の脂肪細胞が分解されて脂肪酸になります。運動停止後は運動中に利用されなかった脂肪酸が
メインエネルギーとなっていきます。これが脂肪燃焼のメカニズムです!
では脂質の利用を促進するにはどうすれば良いのか。
ある研究によると、5km程度を80%から100%の力で走り続けたあとにジョギングをしたグループは脂質利用が70%だったのに対し、
5km走なしでジョギングをしたグループでは同じ速度にも関わらず40%しか脂質が利用されませんでした。
高強度の運動をしたあとに有酸素運動を続けることで脂質の利用が高まるということです。
と言っても5kmも全力で走るのは辛いですよね^_^;
そこまで長い距離を走らなくても、30秒程度の高強度の運動でも脂質の代謝は亢進します。
脂質の利用を高めたい人は十分なアップの後に、高強度の運動を入れてから有酸素運動を行うとより効果的ですよ(^^)
寒い日が続きますのでしっかり体を温めてから運動をしましょう!
千葉リーフ整体院 鈴木