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内臓の学び舎 足裏反射区パート⑰

胃

~甲状腺~

甲状腺は甲状腺ホルモンを産生している器官で、このホルモンの分泌に異常をきたすと、全身の倦怠感、発汗減少、体重増加、便秘などを生じる可能性があります。ヒトの甲状腺は、重さが15~20 g程度、上下方向に3~5 cm程度の長さがあり、H型(あるいは蝶が翅を広げたような形)をしていて、のどの部分で甲状軟骨のやや下方に位置し、気管を前面から囲むように存在しています。

また、甲状腺疾患として代表的なものには、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や、慢性甲状腺炎(橋本病)などがあります。

バセドウ病=甲状腺の表面には、下垂体によって産生される甲状腺刺激ホルモンの受容体が存在します。バセドウ病では、この受容体に対する自己抗体が生じ、それが過剰に刺激するために、甲状腺ホルモンが必要以上に産生されています。甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高めるホルモンであるため、このホルモンの異常高値によって代謝が異常に活発になることで、心身に様々な影響を及ぼすのです。自己抗体産生が引き起こされる原因は、過度なストレス・過労が発症・再発に関与しているという説もあり、またバセドウ病を発症する場合、多くはその家系内に甲状腺関連の病気を患った事が多いことから遺伝的な要素が多いと考えられています。

橋本病=自己免疫障害によって甲状腺が攻撃される橋本病では、甲状腺が慢性炎症を起こして機能が低下します。発展途上国では甲状腺ホルモンの材料であるヨウ素の摂取不足により甲状腺ホルモン自体を合成できないことが原因となることがあります\(◎o◎)

次回は内臓の学び舎⑱についてお話していきたいと思います(^_^)

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