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内臓の学び舎 足裏反射区パート⑦

脾臓

~脾臓~
左のわき腹にあるちょうど握りこぶしくらいの大きさの臓器です。

脾臓は血液の貯蔵庫で、普段は老化したり破壊された赤血球を処分したり、血液中の異物を除去しています。急な出血や、運動、激しい緊張などに見舞われると、脾臓は血液を身体が必要としていることを知って、収縮し、血液を放出します。また、出血時は血小板を放出して止血を助けようとします。

脾臓の中で血液を貯蔵したり、異物を処分するところを「赤脾髄」と言います。脾臓は免疫細胞のリンパ球の生産も行い、その部分を「白脾髄」と言います。

病気で最も知られているのは、脾腫という、脾臓が腫れて膨らむ状態のことです。脾臓が膨らむと血液の貯蔵量も増えて、平常時に貧血を起こしたり、出血しやすくなるという、本来の役目がアダとなってしまいます。

脾臓が肥大してもそれと気付きません。痛みがないからです。脾臓の肥大が肺を圧迫して呼吸困難となったり、胃を圧迫して吐き気がするようになって、病院で調べると脾臓が肥大していることに気付きます。肥大する原因は、血液疾患、感染症、代謝異常など、さまざまな病気によるものです。白血病、肝硬変、肝炎、溶血性貧血、骨髄線維症、心不全、ウイルス感染など、脾腫を起こす原因は様々ですが、全て血液が問題視されています。

脾臓の中の脾細胞には「ヘモジデリン」という物質があり、これが胆汁の材料の一つになります。胆汁には強い殺菌力があり、もし胆汁の分泌が減少すると、感染症になりやすくなり、盲腸炎、関節炎、肺炎、中耳炎、肝炎などになりやすく、腫瘍の原因にもなります。また、脾臓が弱ると肝臓も正常に働けなくなりますから、脂肪分の代謝力が低下、肥満や腰痛、肩こりやリウマチ、出来物、油症、子宮筋腫、卵巣嚢腫、果ては甲状腺の機能に異常が出て、高血圧や低血圧も生み出します。身体の他の臓器に異常ができた場合にそれを助けようとして自ら腫れてしまう器官です。ですから、外からの治療としては暖めず、逆に冷やしていくといいでしょう\(◎o◎)

次回は内臓の学び舎⑧についてお話していきたいと思います(^_^)

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