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内臓の学び舎 足裏反射区パート⑤

膵臓

~膵臓~
膵臓の働きは「インスリン」や「グルカゴン」といわれるホルモンを分泌して血糖値を調節します。

直径15cmの膵臓の大部分が、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンといわれる消化酵素を作って、それらを含んだ「膵液」を分泌するために働く細胞なのです。ちなみに、血糖値に関わるホルモンを分泌する細胞のほうは非常に小さく、膵臓全体の中で島が浮かぶように点在しているため発見者の名前を取ってランゲルハンス島と呼ばれています。

膵臓で作られた「膵液」は、管を通って十二指腸へと送られ、肝臓で作られた「胆汁」と一緒に、胃から運ばれてきた消化物の更なる消化を進めます。膵液に含まれるアミラーゼは糖質を、リパーゼは脂質を、トリプシンはタンパク質を分解するのが得意です。
肝臓で作られる胆汁には消化酵素は含まれていませんが、それ自体が脂質を分解するのに威力を発揮します。膵液も、胆汁も、胃で分泌される「胃酸」と同じように、私たちが食べた豚や牛や植物のかけらを、体内に吸収するのに都合の良い小さな形に変えていく強力な分泌物なのです。この強力な膵液や胆汁が、消化のために十二指腸で働いたり管を通って運ばれているときは良いのですが、何らかの事情で膵液や胆汁が逆流してしまい、膵臓自体の細胞を攻撃し炎症を起こす場合があります。これが、急性膵炎のはじまりです。

急性膵炎は、30~50代の働き盛りの男性に多い病気です。例えば胆汁の通り道に胆石ができたり、アルコールの影響で膵臓や肝臓周辺の組織に負担がかかって浮腫むことで起こるといわれます。中でも、全体の15%程度を占める重症急性膵炎は、死亡率も高い重篤な病気で難病にも指定されています。飲酒の習慣や、胆石の原因となる高コレステロールの食生活を見直すことで、急性膵炎のリスクを減らしましょう。

膵臓の場合、胆石やアルコールの他に食べ過ぎや甘い物の摂り過ぎも負担をかける要素です。アルコールはくれぐれも自分自身で適度を心がけるのが先決ですね\(◎o◎)

次回は内臓の学び舎⑥についてお話していきたいと思います(^_^)

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